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ほろ酔い町38番地

今日もどこかでいい気分。

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ふよ

Author:ふよ
ベースはほろ酔い、時々マジメ。
1年中、お酒でむくみ気味。
大好きな日本語には片思い。

そんなフリーライターが気ままに綴る珍道記。

いきつけの居酒屋気分で
ぷらりと気軽にお立ち寄りください。

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2011.08
31
Category : 旅ニッキ
「よーー21、22日どうする? どこでもいい?」



ぬ。マズイ。
相方からの催促メールの返事、忘れてた。


今日は既に木曜日。
毎年恒例の阿波踊りを終えて抜け殻モードで仕事をするうちに、
旅行はもう明後日に迫っていた。


いつも以上のボーっとした状態に、
持ち前のポジティブさが重なって、ある意味無敵。
例えるなら、スターをゲットしたマリオのそれに近い。


さらに、お盆も過ぎてどこか一室ぐらいは空いてるはずと、
根拠の無い自信を得意げに携えていたのが、いけなかった。


つまり、宿はどこもいっぱいだったわけで。
そりゃそうだ、しかも土曜日の晩だもの。




ちなみに宿探しを始めたのは、金曜日の昼すぎからだったのだけれど。



・・・一応、言い訳をしておこう。


以前、私が2年弱ほど出版社の営業をしていた頃、
兵庫・中国四国地方・千葉・埼玉を飛び回る、いわゆる“出張族”だった。


新幹線や小型飛行機で現地へ入り、車や公共交通で書店を回る。

数ヶ月に一度の訪問ということもあって、アポイントを優先するべく、
キャンセルを防ぐために直前に泊まる場所を探すことも少なくなかったのだ。



で、未だに「宿ってなんとかなるねんで論」が体に染み付いてしまっている。

彼氏と九州を旅行した際も、初日だけ宿を決めてもらい、
あとは場所も宿も現地で考えたらええやんと、事前の下調べを放棄。
目的地に着く前に短時間で、安価のステキ宿を探し上げたのが密かな自慢なのだが、
冷静に考えると、あまり自分以外の人を巻き込むのはホンマにどうかと思う。



さて、そろそろ話を戻してみよう。
この時、私たちが行こうとしていたのは夏の京都だ。



調べていて分かったことだけれど、
京都の夏の風物詩といえば、鱧・鮎・川床という人もいるらしい。


川床は、予想以上に人気スポットのようだ。



現地はそんなウハウハの季節を迎えているというのに、
願望とリアルを満たしてくれるような高嶺の花が、
「ねぇ、うちに泊まっていってよ」と、手招きしてくれているはずもなく。


イイ宿探しの王座から、ころりんと転げ落ちた気分。




 ビールがメインやけど、食事も美味しいとこで・・・
 
  温泉入りたいな~大浴場は必須やな~

   あっ、浴衣もできたら着たいな

  和室の中に、川のせせらぎ音とか聴こえてきたら最高やな~

 名物スタッフが働いてる掘り出し宿、ないかな~



口コミなどを吟味するはずだったワクワク下調べタイムは一転、
空室状況だけをただひたすら調べ続けるという、
ドキドキハラハラ胃がキュウキュウタイムと化した。


旅一番ともいえるその醍醐味を、無邪気に潰す自分にいえることは
「アンタ恥ずかしいよ」の一言に尽きる。


まぁ、過ぎたことを考えてもしょうがないと割り切り、
せめて川床だけでも堪能できるプランを持つ宿を探そうと
インターネットの検索バナーに、それっぽい単語をふたつみっつ打ち込んでみた。


 京都 貴船 ・・・


おぉ。343件のヒット。


普段当たり前のように使ってるけれど、
改めて、インターネットってすごい便利。


時間が許されるなら、ゆっくり色んな本や雑誌をめくって
「ここ行きたい」の気持ちをじわじわ膨らませていく派なのだが。

こういう時間がない時こそ、有難さを痛感するんよなぁ。

・・・つまり、いつも痛感しているのだけれど。



ちょうど知的財産権についての原稿を書いていたこともあってか、
誰が最初に思いついたんや、このシステム・・・と、余計なところが気になり始める。
でも今は、そんなことに思いをめぐらせてる場合じゃない。


ただ、人気観光スポットで343件は少なすぎやしないか?と思い、
よくよく画面に目を凝らす。

kawazoko_20110831044225.jpg
▲エピソード図① ~ オマエはポニョか ~


京都 貴船 川底て・・・
そりゃ、確認されるわな。

焦りが早くも、指を浸食し始めていたからってことにしておこう。


そんな私を横で見てたこんちゃんが探してくれた
京都おこしやす.comとかも見てみたけれど、
川床自体が人気なのでやはり宿の予約は厳しそう。



早速、下調べは困難モードに陥り始めるも、
まだかろうじて希望が持てそうだったのが、川床での昼ゴハンだ。

この後に京都のビジネスホテルで一泊、
もしくは私の家で飲み明かし案を、相方に提案してみることにした。



ところが、一向にメールの返事がない。

もしかしたらオペ中かな。

提案はしてみたものの、川床は夜行きたいなぁなんて思ってみたり。



そうこうしているうちに、奇跡が起きた。

「川床のある宿を探していて、急遽明日から一泊空いてませんか」と、
ダメでもともとで送っていた一通のメールに、
なんと「明日、一室空いております。」とびっくりなお返事が届いたのだ。



インターネット上では申し込みを締め切っていたため、
お値段もよくわからないまま連絡してみたが、
ふたを開けてみれば他の宿よりリーズナブル。予算内だ。

ただ、般若みたいな顔で宿探しをしていたから、
どこにメールしたのかまでは、どうしても思い出せない。


改めて、落ち着いて、メールに記載されている宿名で検索してみる。



 錦水亭  Enter.



ほう・・・。

川床の雰囲気よし、お食事よし、浴衣もあり、
家族風呂だけど、大浴場もあり。


一件だけ、口コミも見つかった。
宿のスタッフさんがとっても楽しくてイイ、と。

これまさに、求めていた宿やん。


切羽詰った状態の中、抜かりなく見ていた自分がコワイ。


とりあえず、王座には返り咲かせてもらうとしようか。



毎度毎度こうやって、なんとかなってしまうツキがよろしくない。
また私の適当ぶりに、拍車が掛かりそうな気がする。



急いで相方に、この宿でOKかどうか早めに返事が欲しい旨のメールを送信する。


― この時、既に19時。

さぁ、返事が来るまで、宿の人にはしばしの間お待ちいただこう。


これで一仕事終わった!いや、むしろ旅行も無事終わった!
ぐらいの馬鹿な気分を感じてのんびりしていたのだけれど、
待てど暮らせど連絡が来ない。


相方が職業柄かなり忙しいのはもちろん承知の介(古い)だが、
言い知れぬ不安が頭をかすめる。



この時、時計は23時30分を大きく過ぎていた。


私のメールで、血相を変えて探している感じが先方に伝わっていたのか、
この6時間の間に、知らない番号から2回の着信が。

075tel_20110831045503.jpg
▲エピソード図② ~ 恐怖の市外局番 ~


「もう明日だよ~♪どうするの~」
コール音が歌いながらせっついてる気がしたけど、
怖くて携帯に出ることができない。


こちらから連絡しておいて、ちょっとした無視状態とはひどいが、
なんだか嫌な予感が、私の心の中をゴニュゴニュとかき回していたのだ。
(一応、その後メールはしたけれど)



その、うっすら包み込んでくる嫌な予感というのは、
しばしば当たるもので。


19日から20日へと日付が変わり半時間が過ぎたころ、
私は相方からやっと返ってきた嬉しいはずのメールによって
予想通り、谷底へと突き落とされることになる。



一通目。

「夜勤やったーー!そこいいね!!もしかして予約してくれたー??」

あ、宿は気に入ってくれたみたい。よかった。
やっと泊まるって返事できるよ。



・・ん? 夜勤?




二通目。

「 あれっちょっと待って!行くの明後日ちゃう(笑) 21日!21日--!!」




ど き り




頭をかすめていた思いをまとめるように、
それはもうドキドキしながら、過去のやり取りを辿ってみた。


kantigai_20110831045922.jpg


犯人は・・・オマエだ!!!


と、メジャーどころで行くとコナンや金田一ばりに
ずびっと相方を指したいところなのだが、真犯人は別にいたのだ。


・・・こちらをもう一度ご覧いただこう。

旅印 ♯ 0 - トリップ&トリック -


相方は初回にちゃんと、21日と22日が休みだと連絡してきていた。

ちなみに、この旅印 ♯1の冒頭部に出てくるメールでも、
21日と22日はどうするのだと、ちゃんと聞いてきている。


日・月と旅行するねん~って話をまわりにしていたのにも関わらず、
いつからか「ゆかりは土・日に休みが取れたんやな」に記憶をすり替えた人物。


そして勝手に、無駄な心労の海で溺れていた人物・・・。


一度だけブレたメールを信じる対象に選んだ、
あの日の自分を、お空に投げ飛ばしたい。



思い込みって、コワイよね。


でもでも・・・共犯じゃ~い!


嗚呼、猛省の日々。


- 教訓 -
 予定が決まったら、さっさと手帳に書いとけ!


kinsuitei henji
▲こぼれエピソード図③ ~そんな気はなぜかしていたのに信じ続けた夏の日~


しかも、あれこれ提案したメールは、届いていなかったとのこと。

みなさま、お気をつけくださいね。(何に?)



(つづく)



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